骨粗しょう症リスクとは?
2025.2.5
骨粗しょう症リスクとは?
今回は骨密度の低下をテーマにお話ししたいと思います。
骨粗しょう症という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
骨粗しょう症のように、加齢とともに訪れる骨密度の低下が大きな健康問題を引き起こすことも。
今回は、骨密度についての基礎知識や、その低下を防ぐためにできることについてお話ししたいと思います。
骨密度とは?
骨密度とは、簡単に言うと骨の強さのことで、
骨の中にカルシウムなどのミネラルがどのくらい含まれているのかを指します。
高い骨密度を保つことは、骨を強くし、骨折を防ぐために非常に重要です。
しかしこの骨密度は40〜50歳ごろから加齢とともに減少していきます。
特に女性は閉経後に女性ホルモンの分泌が低下すると、骨密度が急激に減少することがあるため、注意が必要です。
骨密度の低下が招くリスク
高齢者において骨粗しょう症には、以下のようなリスクを伴います。
1.転倒による骨折
2.背中や腰の痛み
3.背中や腰が曲がる
これらによって寝たきり生活になってしまうケースもあります。
骨粗しょう症は自覚症状がないことが多いので、日ごろの対策や検診が重要になります。
骨密度低下を防ぐための対策
それでは、骨密度を維持していくためには何をしたらいいのでしょうか?
1.バランスのとれた食事
●カルシウム:骨の主要な成分であるカルシウムを摂りましょう。牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚などに多く含まれます。
●ビタミンD:カルシウムの吸収を促進するビタミンDを意識的に摂取しましょう。魚、卵黄、きのこ類などに多く含まれています。
また、日光を浴びることでもビタミンが生成されます。積極的に外に出かけるようにしましょう。
2.適度な運動:筋力トレーニングやウォーキングなどの運動は、骨にも適度な負荷がかかり、骨密度の維持・増加に効果的です。
3.禁煙:喫煙は骨密度を低下させる要因となります。
4.飲酒は適度に:アルコールの摂取は骨密度の低下につながるため、適量を意識しましょう。
転倒リスクを軽減する
骨密度の低下で怖いのが、転倒による骨折です。
これを防ぐためのアイテムや、転倒時の衝撃を和らげるアイテムもあります。
いつまでも元気でアクティブなシニアでいるために
日ごろから骨の健康にも少し気を遣ってみませんか?