趣味で脳と身体と関わりを活性化する
2025.6.4
趣味で脳と身体と関わりを活性化する
老後をより充実したものにするためには、趣味を持つことは大切です。
趣味は私たちに楽しみやリラックスを与えるだけでなく、脳の活性化や身体機能の維持にも良い影響を与えます。
人生100年時代といわれる今、いくつになっても何にだって挑戦できます。
新しいものごとに触れて、豊かな生活を送りませんか?
今回は、健康効果に着目して『60代からのおすすめの趣味』ついてご紹介します。
動きと自然で心身を活性化する山登り
心と身体を鍛えたい方には、山登りがおすすめです。
ゆっくりとしたペースで景色を楽しみながら山を登ることで、足腰の強化や心肺機能の向上が期待できます。
初心者向けのコースを選んで、まずは短い距離から始めてみると良いでしょう。
さらに、新しい人との交流が生まれやすいのも登山のおすすめしたいポイントです!
山に登るという中での会話であれば、無理に話し続ける必要もないのでコミュニケーションに不安がある方でもなじみやすいでしょう。
こうした交流は孤独を防ぎ、心の安定に役立つことが知られています。
また、人と話をすることで脳が刺激され、認知機能を維持する効果も期待できます。

エクササイズやヨガも気軽にできるフィットネス
フィットネスジムにシニア世代の方が増えているのをご存じでしょうか? ジムと聞くと、ムキムキの男性がストイックにトレーニングしているイメージがありますが、実は最近では女性やシニア世代の方がたくさん通っています。 私もいくつかジムに通ったことがありますが、どこもシニアの方の方が多いのではないかという印象でした。
施設にもよりますが、ヨガやダンスエクササイズなどの講座を開いているところもあります。
このような講座の中で、たくさんの方がジム仲間と楽しく体を動かしていらっしゃいました。
厚生労働省の高齢者向けガイドでも、筋力・バランス・柔軟性など多要素な運動を週3日以上行うことが推奨されています。
自分の体と相談しながら無理のない範囲で通ってみてはいかがでしょうか?

ハンドメイド
ハンドメイドや手芸のように手先を使う趣味は、認知機能だけでなく、手の運動機能を維持する効果もあります。
指を動かす細かい作業は、指先の器用さを鍛えつつ、筋力や関節の柔軟性を保つのに役立ちます。
手の活動がスムーズになることで、生活の中でのちょっとした動作も楽になります。
たとえば、服のボタンを開け閉めする動作が若い頃のように快適になる、といった実感を得られるかもしれません。
