クーラー病予防について|ケアファッションオンライン

株式会社ケアファッション 公式サイト

クーラー病予防について

2025.8.5

クーラー病予防について

クーラーで体が冷えるイメージ

こんにちは。ケアファッションの江崎です。
毎日、異常なほど暑い日が続いており、熱中症防止の対策としてクーラーの使用が欠かせませんが、
使い方によってはクーラーによる体調不良が起こってしまいます。
これをクーラー病と呼んでいますが、その原因と対策について考えたいと思います。

1.クーラー病とは

私たちの体は自律神経により体温の調節や発汗などをコントロールしていますが、
外と部屋との気温差が大きい時にその自律神経のバランスが崩れ、冷えに対しての抵抗力が弱くなり体調を崩します。
これをクーラー病と呼びます。症状は人によりさまざまで、足腰の冷え、肩こり、だるさ、食欲不振、頭痛、不眠などが起こります。

2. クーラー病への対策

@クーラーの温度設定

室内の温度設定は25℃〜28℃が良いといわれています。
また外気と室温の差は5℃未満が目安と言われています。外気とクーラーの効いた室内を行き来することで温度差が激しいと自律神経のバランスが崩れます。
高齢者の方は特に自律神経が乱れやすいので注意が必要です。
最近は35℃前後になる日も増えており、室温を30℃程度にしなければ辻褄が合わなくなりますが、あくまでも目安ですので、暑いと感じる時は下げてもいいと思います。
ただクーラーは除湿機能が付いていますので、30℃に設定しても扇風機やサーキュレーターなどで室内の冷気を巡回させれば、意外と涼しく感じます。

A体温を保持できる習慣を身に着ける

外からの要因だけではなく自ら体温を保持できる習慣を身に着けることが大切です。
まずは食事です。暑い時はどうしても冷たいものが欲しくなりますが、体の内まで冷やしてしまうと冷えすぎになります。
できるだけ温かい食べ物、飲み物を口にするように心がけましょう。
次に運動です。クーラーの効いた部屋に長時間いることにより、発汗機能が低下しやすくなります。
運動により汗をかきやすい状態にしておきましょう。また運動することにより、血流も良くしてくれます。
あと入浴も効果があります。暑い時はどうしてもシャワーで済ませがちですが、少しぬるめのお湯につかることで体が温まり、血流を改善してくれます。 食事・運動・入浴のイメージ

B服装により調整をする。

人により寒さの感じ方が違いますので、寒いと思ったときは服装で調節をしましょう。
薄手のカーディガンを羽織ったり、温かめのソックスを履いたり、お腹を冷やさないよう若い女性の方でも腹巻をしている方もいらっしゃいます。

カーディガン
ソックス
腹巻

また最近では血流促進効果が期待できる衣料などが出ています。
弊社でも「着るサプ」シリーズで商品を何点か取り扱っています。
これはIFMC.(イフミック)という集積機能性ミネラル結晶体を繊維に加工することでので血行促進効果が期待できる商品です。
参考のためにご覧ください。

着るサプ

熱中症とクーラー病どちらにも気を付けてこの暑い夏を乗り切りましょう!